ピンク大賞(ピンクたいしょう)は、ピンク映画の賞イベントである。
概要
ピンク映画専門雑誌『ズームアップ』(廃刊・復活を繰り返し誌名は『ズームアップⅡ』→『NEW ZOOM-UP』→『PG』)が主催していた『ズームアップ映画祭』(1980年 - 1988年)が前身で、1989年に改題しスタートした。
前年度公開の全作品がノミネート対象となり、翌年授賞式を開催している。受賞者は、これを機にブレイクを果たす人や、現在も各界の第一線で活躍している人が多い。また近年はAV女優の進出も盛んである。
制作・配給会社の減少や時代・世論の変化などを考慮し、2019年をもって終了。既に制作され始めているストーリー性を増し視聴者層拡大を狙ったR15指定版など、「ネオピンク映画」ともいうべき新たな試みへと向かうための、発展的解消を意図している。
ピンク映画の制作・上映は続くものの後継のイベントについては未定としていたが、作家の切通理作が同様の理念を持つ賞イベントを立ち上げることを発表。2020年から2年間は切通が代表を務める「シネ☆マみれ」主催で「ピンク映画ベストテン」と題して開催された。切通は後継イベントであることを否定しているが便宜上当頁に記述する。
賞カテゴリー
作品部門
人気投票によって決定しているが、2011年度まではベスト10を発表、2012年度以降は最優秀賞・優秀賞のみを発表している。
個人部門
スタッフ
- 監督賞(新人)
- 脚本賞
- 技術賞
出演者
- 女優賞(主演・助演・艶技・新人)
- 男優賞(主演・助演)
その他
- 特別賞
- 功労賞
受賞
ズームアップ映画祭
ピンク大賞
ピンク映画ベストテン
表彰年の西暦が表題につくピンク大賞と異なり、映画公開年が付されていることに注意(表彰開催年は翌年)。ファン投票によるベストテン賞と別枠で批評家による賞「桃熊賞」が設けられた。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 成人映画
- ポルノ映画
- 日活ロマンポルノ
- ピンク四天王
- ピンク七福神
- Vシネマ
- アダルトビデオ
- レズビアン・ゲイ映画
外部リンク
- PG
- 上野オークラ劇場
- シネ☆マみれ



