作返仮乗降場(さくかえしかりじょうこうじょう)は、北海道(留萌支庁)天塩郡天塩町字作返にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の仮乗降場(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に廃駅となった。

歴史

  • 1955年(昭和30年)12月2日 - 日本国有鉄道(国鉄)天塩線の振老駅 - 幌延駅間に、作返仮乗降場(局設定)として新設開業。
  • 1958年(昭和33年)10月18日 - 天塩線を羽幌線に編入して羽幌線が全通、それに伴い同線の仮乗降場となる。
  • 1987年(昭和62年)3月30日 - 羽幌線の全線廃止に伴い、廃止となる。

仮乗降場名の由来

所在地名より。地名はアイヌ語の「サㇰカイウㇱ(sak-ka-i-us)」(夏になると・表面に・それ[水]が・多くなる[=夏になると湖水が増水する])に由来する。

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の南東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。また、転轍機を持たない棒線駅となっていた。

廃止時まで仮乗降場であり、無人駅であったが、簡易委託により乗車券を発売していた時期があった。ホームは、留萌方にスロープを有し駅施設外に連絡していた。

駅周辺

天塩川橋梁の南に位置した。

また、天塩川橋梁があった場所には天塩大橋が架かる。

  • 国道232号(天売国道/日本海オロロンライン)
  • 国道40号(天塩国道)
  • 天塩川

駅跡

2010年(平成22年)時点で、痕跡は何も残されていない。

隣の駅

日本国有鉄道
羽幌線
振老駅 - 作返仮乗降場 - 幌延駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 特定地方交通線

JR羽幌線 作返仮乗降場跡 YouTube

仮乗降場。 お出かけしましょ。

帰還・仮の宿.jpeg GANREF

返却の仕組み kotobike platform

羽幌線