小学(しょうがく)は、古代中国の夏・殷・周の時代にあったと伝えられる初等教育機関である。後代の書に現れるもので、実在した制度とは言えない。

そうした文献によれば、当時は全ての人が8歳で小学に入学し、15歳で大学に進んだ。あるいは13歳で小学に入学し、20歳で大学に進んだと説かれることもある。内容は『漢書』によれば、暦と地理と読み書きと計算を学び、家庭と長幼の秩序を知るもの。また朱熹の説では掃除と応対と進退、それから礼・楽・射・御(馬車の操縦)・書・数を学んだ。

脚注

参考文献

  • 班固『漢書』。小竹武夫訳『漢書』2(表・志上)、ちくま学芸文庫、1998年。
  • 朱熹『大学章句』序。島田虔次『大学・中庸』上(中国古典選6)、朝日文庫、1978年。

義務教育は何歳から?中国の教育制度を徹底解説!日本との違いも紹介 cocoiro(ココイロ) Part 3

義務教育は何歳から?中国の教育制度を徹底解説!日本との違いも紹介 cocoiro(ココイロ)

【256】中国の教育 〜なぜ彼らは儒教OSを選んだのか?〜(前編)【COTEN RADIO 教育の歴史編6】 by 歴史を面白く学ぶコテン

中国の教育予算総額が初めて5兆元を突破 GDPの4%を維持 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

中国の教育制度と大学 中国の大学制度 中国の科学技術