都市対抗野球大会(としたいこうやきゅうたいかい)は、都市対抗野球大会における東京都勢の戦績についてまとめたものである。
概略
- 東京都は、地区制度が確立されてから現在に至るまで、ひとつの地区を確保し続けている。当初は東京市(後に東京特別区)と三多摩地区を区分し、前者が東京地区、後者は他県と合わせて関東地区として予選が行われたが、現在は行政区分上の東京都と、東京予選のエリアが同一のものとなっている。
- 東京都勢は第1回大会から全大会に出場チームを送り込んでいる。第1回から3大会続けて満州のチームが優勝を果たしていたが、第4回大会(1930年)にて東京市・東京倶楽部が内地初の優勝を果たした。その後都勢は計14回の優勝を数える。
- 近年は神奈川や東海地区の勢いに押され、1989年にプリンスホテルが優勝を果たしてから20年以上黒獅子旗から遠ざかっていたが、第82回大会(2011年)で東京都勢同士の決勝が実現し、その後も2017年にはNTT東日本が、2021年には東京ガスが優勝するなど復権している。通算勝率は6割と、神奈川県勢にこそ及ばないものの多くの他県に比べて高い数字である。
通算成績
(第95回大会まで。中止となった第15回大会を除く。以下本項において同じ。)
- 延べ出場回数 252回
- 優勝回数 14回
- 準優勝回数 15回
- 通算勝敗 376勝242敗9分(勝率 .608)
出場チームの戦績
他県勢との対戦成績
※( )内の数字は、広島・岡山の両県の都市代表との対戦結果で、内数。
※この他に、東京都同士の対戦が10試合行われている。
都市別の他都市との対戦成績
(都市名は、最後に対戦した時点での名称を記す。)
関連項目
- 都市対抗野球大会




