南桜井駅(みなみさくらいえき)は、埼玉県春日部市米島にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 12。
埼玉県内の東武野田線の駅では最東端にある駅である。
歴史
- 1930年(昭和5年)12月9日:総武鉄道野田線の永沼臨時停留所として開設。
- 1931年(昭和6年)7月3日:常設化。
- 1932年(昭和7年)8月1日:柏寄りへ約400 m移転。同時に南桜井駅へ改称。
- 1943年(昭和18年)11月6日:当駅より柏寄り800 mの場所に米島駅開設(貨物駅・現在の当駅の位置)。
- 1944年(昭和19年)3月1日:陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併したことに伴い、同社の野田線の駅となる。
- 1945年(昭和20年)9月30日 - 営業休止。
- 1956年(昭和31年)12月23日:当駅と米島駅を統合、当駅を米島駅の位置へ移転。
- 1983年(昭和58年)2月17日:橋上駅舎化に伴い、旧駅舎(木造1階建て)閉鎖。18日より新駅舎(橋上駅舎)使用開始。
- 2009年(平成21年)
- 3月23日:発車メロディ導入。
- 12月1日:駅業務を東武ステーションサービスへ委託。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。橋上駅舎を備える。駅業務は東武ステーションサービスへ委託している。改札階とホーム・北口・南口間をそれぞれ連絡するエレベーター・エスカレーターが設置されている。通常のトイレが1番線ホーム中央に、多目的トイレが改札階にそれぞれ設置されている。
2007年(平成19年)3月10日ダイヤ改正で実施された昼間時間帯10分間隔運転のため、当駅場内を川間駅方へ約0.8 km延長した。閉塞信号機も(第1 - 3)出発・場内信号機である。昼間時間帯は常時この場内で列車がすれ違うダイヤとなっている。梅郷駅でも同方式で列車交換が行われている。
のりば
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は13,233人である。
近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通り。
駅周辺
路線バス
春日部市コミュニティバス「春バス」(朝日自動車が運行受託)が運行される。2024年(令和6年)1月ルート改正で、南口への乗入は消滅した。
他に平成エンタープライズが運行する南桜井駅北口 - イオンモール春日部 - 春日部駅東口を結ぶ路線バスがあったが、2020年(令和2年)12月31日限りで廃止された。
- 南桜井駅北口
隣の駅
- 東武鉄道
- 東武アーバンパークライン
- ■急行・■区間急行・■普通
- 藤の牛島駅 (TD 11) - 南桜井駅 (TD 12) - 川間駅 (TD 13)
- かつて当駅 - 川間駅間には武州川辺駅があったが、1950年(昭和25年)7月4日に廃止された。
- ■急行・■区間急行・■普通
脚注
利用状況
- 東武鉄道の1日平均利用客数
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 南桜井駅 (愛知県):2008年(平成20年)6月29日に開設した名古屋鉄道(名鉄)西尾線の駅。
外部リンク
- 南桜井駅(駅情報) - 東武鉄道



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