佐瀬 寿一(させ じゅいち、1949年3月30日 - )は、日本の作曲家。千葉県勝浦市出身。

佐瀬壽一の表記もある。

来歴・人物

千葉県立大多喜高等学校を経て日本大学芸術学部放送学科卒業。

放送作家の高田文夫、落語家の古今亭右朝は大学の同窓生である。

学生時代はビートルズのコピーバンドなどをやっており、『勝ち抜きエレキ合戦』にも出演したことがある。

1969年、大学在学中にピオニーズの「消えた想い出」で作詞・作曲家デビュー。このとき印税か買取のどちらにするかと聞かれ、結局3万円の買取契約にしたものの、割と売れたので後悔したという。同時期にヤマハポピュラーソングコンテストで編曲の仕事をし、音楽で生計を立てることに興味を持ち始めた。ヤマハの関係で知り合ったレコードディレクターからずうとるびの曲を作らないかと依頼され、これが本格的な作曲家デビューとなる。その時に書いた2曲は共にシングルA面曲に採用され、1作目の「恋のパピプペポ」がヒットし、2作目の「みかん色の恋」はさらにヒットした。

1972年、「俺は今/駄目なオイラが旅立った」で歌手としてレコードデビュー。

1974年、旧知の高田文夫と、当時佐瀬と同じアパートに住んでいた写真家の浅井鉄雄が共に子供番組『ひらけ!ポンキッキ』のスタッフとして関わっていたことから、同番組の総合プロデューサーであった野田宏一郎を紹介され、その縁で「およげ!たいやきくん」「パタパタママ」など『ひらけ!ポンキッキ』関連の作曲を多数手がけた。「とけいのうた」では歌声も披露している。

自身の作る曲は、テンポが遅くバラード調のものだが、編曲者によるアレンジで、テンポが速く軽やかな曲に仕上がっている。キャンディーズの楽曲「暑中お見舞い申し上げます」がそれに当たる。

1980年以降は「茅 蔵人(かや くらんど)」の別名義でも楽曲制作をしている。なお、茅蔵人は「火薬の島(kayaku-island)」の意で、大爆発するようにと名付けた。

歌詞サイト、ブログなどにおいて、佐藤寿一と誤表記されることも多々ある。

主な作品

  • * 『ひらけ!ポンキッキ』の楽曲。

茅蔵人名義

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 作曲家・佐瀬寿一の部屋(2024年2月29日)
  • 佐瀬寿一 (100006025517799) - Facebook

甲府コットンクラブ ライブ情報 大隅寿男クインテット2010年9月22日

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童謡 いっぽんでもにんじん 前田利博作詞 佐瀬寿一作曲 YouTube

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